断捨離のコツ

【実家じまい】実家の仏壇どうする?処分方法3選|位牌の処分・移動の方法から費用まで徹底解説

「親が亡くなったあと、実家の仏壇をどうすればいいのかわからない…」
「一人っ子で、嫁ぎ先に仏壇を置くスペースがない!」
「位牌を処分したいけれど、どこに頼めばいいの?」

親の死や実家じまいをきっかけに、実家にある仏壇をどうしていいか悩む方は多いです。

見た目は木の箱の仏壇ですが、家族の歴史や信仰と深く結びついていて、簡単には処分できないですよね。

私自身、ミニマリストとして実家の片付けを進める中で、仏壇の存在が気になり始めています。

家庭によって、宗教や考え方は様々なので、実家の仏壇の処分に「これが絶対に正解」という方法はありません。

仏壇を正しく処分する方法を知り、あなたの暮らしに合った形でご先祖様と向き合いましょう!

本記事では、実家の仏壇を残す場合と処分する場合、それぞれの方法や流れ、また費用面についてもあわせてご紹介します。

本記事の内容

  • 実家の仏壇処分や引き継ぎを考えるきっかけ2選
  • 実家の仏壇を残す方法3選
  • 実家の仏壇を処分するときの流れと方法3選
  • 実家の仏壇をどうするか決める前にやるべきこと
  • 仏壇の処分や引き継ぎにかかる費用

最後まで読むと、実家にある仏壇をどうすると自分にとってベストなのかが見えてきますよ!

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実家の仏壇をどうする?処分や引き継ぎを考えるきっかけ2選

実家の仏壇をどうするか悩み始めるのには、いくつかのきっかけがあります。

多くの人が迷いやすいのは、次の2つのタイミングです。

悩むタイミング

  • 親が亡くなったあと、仏壇を処分するか迷うとき
  • 一人っ子で嫁ぎ先に仏壇を置けないとき

それぞれのケースについて、具体的に見ていきましょう!

1. 親が死んだとき

親が亡くなったら、仏壇を処分するかどうかを考えるタイミングです。

遺品整理のひとつとして、実家の仏壇も検討するようになります。

特に、次のようなケースでは仏壇について一度よく考えてみましょう。

考えて欲しいケース

  • 実家が空き家になる予定がある
  • 仏壇を置く人がいない
  • 宗派やお寺とのつながりが薄い

仏壇には、故人の思い出や家族の歴史が詰まっているので、放置せず早めに考えたいですね。

他に遺品整理や実家の断捨離をしたい人は【親と片付け】実家に物が多いイライラを防ぐ断捨離のコツ3選|掃除すると怒る親の心理も解説も参考にしてみてください。

どうしたら家族みんなが納得できるかを考え、後悔のない判断をしましょう!

2. 一人っ子で嫁ぎ先に仏壇を置けない場合

一人っ子で嫁ぎ先に仏壇の置き場がない場合、どうすればいいか考えるタイミングになります。

嫁ぎ先にはすでに仏壇がある場合や、スペース上の問題で置けないケースもありますよね。

よくある状況として、以下のような例があげられます。

よくある状況

  • 親が高齢化して実家の仏壇をどうしていくか、気になり始めた
  • 宗派や宗教の違いから、嫁ぎ先に仏壇が置けない
  • 親の死後、誰が仏壇を引き継ぐのか決まっていない

今ある仏壇にとらわれず、嫁ぎ先に合わせた方法にするのも一つの選択肢です。

暮らしている家庭にあった方法で、故人を偲びましょう!

実家の仏壇どうする?残す方法3選

実家の仏壇を残したい場合には、次の3つの方法があります。

残したい場合の例

  • 実家の仏壇を移動して自宅に引き取る
  • 小型仏壇やモダン仏壇に買い替える
  • 位牌や写真を使って手元供養にする

それぞれの方法を、わかりやすく紹介していきます。

1. 実家の仏壇を移動して、持ってきて引き取る

実家にある仏壇を自宅に移し、これまで通り供養を続ける方法です。

親が守ってきた仏壇をきちんと受け継ぎたい、という思いを形にできます。

ただし、仏壇の移動は以下に注意しましょう。

注意点

  • 移動前に閉眼供養(魂抜き)をしてから運ぶ
  • 宗派や菩提寺に相談して手順を確認する
  • 大型仏壇は専門の運送業者に依頼する

仏壇はただの家具ではなく、ご本尊や位牌を安置する大切な場所のため、専門知識が必要なんです。

他にも、実家の片付けにお悩みの人は【親も自分も安心】実家の断捨離を進める場所別4ステップ|親に提案するコツや注意点も解説もおすすめ記事です。合わせて読んでみてくださいね。

自己流で運ばず、お寺や仏具店に相談して進めましょう!

2. 小型仏壇やモダン仏壇へ買い替える

大きな本格的な仏壇から、コンパクトな小型仏壇やモダン仏壇への買い替えもおすすめです。

リビングや棚の上に置けるようなデザイン性の高い仏壇も多く、インテリアの一部として自然に馴染みますよ。

たとえば、以下のような種類があります。

種類特徴
家具のように見えるタイプ空間に馴染むデザイン
扉を閉めると普通の収納に見えるタイプ小型でスタイリッシュ
木製でナチュラルインテリアにも合うタイプ和室にも洋室にもあうデザイン

場所を取らずに、ご先祖様との気持ちのつながりを保てますよ。

色々な種類があるので、好みのものを探してみてください!

3. 位牌や写真での手元供養に変更する

位牌や写真などを、身近に置いて供養する「手元供養」という方法があります。

仏壇を置くスペースがない、管理するのが負担という方にはおすすめの方法です。

たとえば、以下のような手元供養の方法があります。

手元供養の方法

  • 小さな位牌を写真立てや小さな花を添えて飾る
  • 専用のミニ骨壺やメモリアルボックスに納める
  • 遺骨や遺灰をペンダントにおさめる

近年は、位牌やお骨は永代供養堂や納骨堂におさめ、自宅にはコンパクトな手元供養のスペースを設けるスタイルが多いです。


大切なのは、形式よりも心。

無理をせず、今の自分の暮らしに合った形で、感謝の気持ちを持ち続けていきましょう!

実家の仏壇どうする?処分するときの流れと方法3選

実家の仏壇を処分するときの流れと方法は、次の3つのステップで考えましょう。

流れと方法

  • 閉眼供養(魂抜き)を行う
  • お寺や仏具店などに引き取りを依頼する
  • 自治体や遺品整理業者に処分をお願いする

それぞれの流れを、詳しく解説しますね。

1. 閉眼供養(魂抜き)を行う

まずは、仏壇を処分する前に「閉眼供養(へいがんくよう)」をしましょう。

仏壇や位牌に宿る“魂”を抜いて、ただの物に戻すための儀式です。

お寺にお願いして、僧侶にお経を上げてもらうのが一般的ですよ。

閉眼供養のときの流れは、次の通り。

流れの例

  • 菩提寺に日程を相談する
  • お布施を準備する
  • お経のあと、仏壇や仏具を運び出す

手間に感じるかもしれませんが、供養をきちんと行うと、気持ちの整理にもつながります。

ご先祖様にしっかりとお礼を伝えて、安心して次のステップに進みましょう!

2. お寺・仏具店・葬儀社に引き取りを依頼する

閉眼供養を終えたら、お寺や仏具店、葬儀社に相談して仏壇そのものを引き取ってもらいましょう。

専門業者は、仏壇の性質を理解したうえで丁寧に扱ってくれるため、トラブルも少なく済みます。

たとえば、以下のように対応してもらえますよ。

業者特徴
お寺閉眼供養から処分まで一括対応してくれる
仏具店新しい仏壇への買い替えと同時に引き取りが可能
葬儀社仏壇の引き取りや出張供養に対応してくれる

どこに依頼するか迷ったら、まず菩提寺か地元の仏具店に相談するのが確実です。

専門業者は安心感がありますよ!

3.自治体や遺品整理業者に頼む

閉眼供養を終えたあとであれば、自治体の粗大ゴミとして処分したり、遺品整理業者に依頼したりしても大丈夫です。

仏壇が古くて傷んでいて、家族や親戚がゴミとしての処分に反対しないなら、最もコスパがいいですよ。

それぞれの特徴は、以下の通りです。

特徴

  • 自治体:金属・木材などの素材別に分けて出す必要がある
  • 遺品整理業者:仏壇以外の遺品もまとめて回収してくれる

特に自治体の粗大ごみなら、ルールに沿って処分すれば、圧倒的に安く処分できます。

近所の目が気になる場合は、自分で清掃工場に持ち込むという手もありますよ。

他にも家具の断捨離について【暮らし激変】断捨離する家具の処分方法6選|大型家具を捨てるタイミングや手放す効果を紹介で紹介しています。合わせてみてみてください。

形は違っても、供養の心があれば十分にご先祖さまに伝わります。

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【長男の嫁必見】実家の仏壇をどうするか決める前にやるべきこと

仏壇をどうするか決める前に、やっておきたい大切なことが以下3つあります。

大切なこと

  • 家族や親戚と話し合う
  • 宗教や宗派を確認しておく
  • 引き取るスペースを検討する

順番に見ていきましょう。

1. 家族や親戚と話し合う

仏壇の扱いは、自分だけで決めず、家族や親戚と話し合うのが大切です。

人によって「残したい」「手放したい」と感じ方が違うため、勝手に進めてしまうと、後でトラブルに繋がりますよ。

話し合うときのポイントは、以下の通りです。

ポイント

  • 誰が仏壇を引き継ぐのかを明確にする
  • 処分する場合は、処分の方法も相談しておく
  • 家族の気持ちを尊重しながら決める

一度みんなで顔を合わせて話すだけでも、安心して次に進めます。

誰かが守らなきゃという気持ちを、一人で抱えないようにしましょう。

2. 宗教を確認しておく

仏壇を移動したり処分したりする前に、宗派や菩提寺を確認しましょう。

宗派によって、やり方に違いがありますよ。

たとえば、以下のような点が異なります。

異なる点

  • 閉眼供養(魂抜き)や開眼供養(魂入れ)の作法
  • お経や供養の手順

曹洞宗や浄土真宗で異なるので、菩提寺がある場合は、供養をお願いするのが安心ですよ。

でも…菩提寺が遠いので行くのが大変です。

近くのお寺に相談できる場合があるので、一度確認してみてください!

正しい形で供養すれば、心の整理にもつながります。

3. 引き取るスペースを検討する

仏壇を引き取る場合は、どこに置くかをしっかり考えておきましょう。

昔ながらの仏壇はサイズが大きく、マンションや賃貸では置き場所に困る可能性もあります。

仏壇の置き場のポイントは、以下を参考にしてください。

置き場のポイント

  • 日当たりや湿気の少ない場所を選ぶ
  • 家族みんなが見える位置に置く
  • 買い換えるなら、圧迫感のないサイズにする

引き取ってから後悔しないために、事前にしっかり検討しましょう。

置き場確保のために断捨離を進めたい人は【汚部屋脱出】断捨離の1ヶ月スケジュール|片付けが苦手でも毎日続けるコツやアプリも紹介もおすすめ記事です。参考にしてくださいね。

住まいにあった買い換えも、検討してくださいね。

やるべきことは分かったのですが、費用面が知りたいです…!

次の章では、かかる費用の目安をお伝えしますね。

実家の仏壇処分や引き継ぎにかかる費用

仏壇の処分や引き継ぎにかかる主な費用は、次の3つです。

主な費用

  • 閉眼供養(魂抜き)のお布施
  • 仏壇の処分費用
  • 引き継ぎや買い替えにかかる費用

それぞれの目安を、わかりやすく紹介しますね。

1. 閉眼供養(魂抜き)のお布施の相場

仏壇を処分する前に行う「閉眼供養」では、僧侶にお経を上げてもらいます。

費用の相場は、以下の通りです。

費用の相場

  • お布施の相場:1万円〜5万円程度
  • お車代(出張の場合):3,000円前後

ただし、宗派やお寺との関係によって金額が変わります。

感謝の気持ちを伝え、お布施を準備しておきましょう!

2. 処分費用の目安

仏壇をお寺や仏具店、葬儀社などに引き取ってもらう場合は1万円〜7万円ほどで、価格は様々です。

それぞれの価格の目安は以下の通り。

業者金額・ポイント
菩提寺(寺院)に依頼1万円~5万円程度のお布施を渡すその他処分費用が上乗せされる場合もあり
仏壇店・仏具店、葬儀社に依頼3万円~7万円程新しい仏壇を購入する場合は下取り割引で処分費用が安くなるケースもあり
遺品整理業者・不用品回収業者に依頼処分のみなら5,000~15,000円程度
事前にお寺で魂抜きをしておく必要あり

どこに頼めばいいかわからない場合は、まずは菩提寺に相談すると安心です。

他にも、実家の片付けにかかる費用面について【放置は損】実家の片付けに100万円かかる理由6選|業者の相場や費用を抑える工夫も解説で解説しています。参考にしてみてください。

お寺が信頼している仏具店を、紹介してくれるケースもありますよ。

3. 引き継ぎや買い替えにかかる費用

仏壇を引き継いで自宅に移動させる場合の運搬や買い換え費用は、1万円〜20万円ほどです。

金額の目安としては、次の通りです。

作業金額
仏壇の移動・運搬費1〜3万円
小型仏壇への買い替え3〜10万円
モダン仏壇の購入5〜20万円程度

今の暮らしで無理せず出せる範囲の金額で、供養の形を整えるのが大切ですよ。

仏壇にかける費用よりも、どんな気持ちで手を合わせるかを大事にしましょう!

まとめ|実家の仏壇をどうするか迷ったら、物に縛られず暮らしと心のバランスを大切にしよう

本記事では、実家の仏壇を処分するときの流れや、費用の目安についてお伝えしました。

親の思いの詰まった仏壇を大切にしたいけれど、今の暮らしに合わず葛藤を抱える方も多いです。

私自身も、実家の片付けを進める中で、仏壇をどうするか長い間迷いました。


でも「形よりも気持ちを残すこと」が、大切だと気づいたんです。

仏壇をどうするか考えるのは、ただモノを整理するだけでなく、家族の思いと、自分のこれからの暮らしの検討に繋がります。

ぜひこの記事を参考に、あなたにとって心が穏やかに続けられる供養の方法を選んでみてください。

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