「実家に物が多くてイライラする」
「物が多い実家は危なくて、赤ちゃんを連れて帰りたくない」
「片づけようとすると、親と言い合いになってしまって悲しい…」
結婚や出産、親の病気を機に、物が多い実家を何とかしたくても、思うように片付けが進まず悩んでいる人は多いです。
中には、過去に片づけをめぐって親と激しい言い合いになり、ちょっとしたトラウマになっている人もいますよね。
私自身、実家のリビングを片づけた際、母の手放せない物の多さに何度もイライラしました…。
でも実は、イライラするのは親を思う気持ちの裏返し。
だからこそ無理に捨てさせるのではなく、親の気持ちに寄り添いながら少しずつ片付けを進めるのが重要です。
本記事では、イライラせずに実家を断捨離するための具体的なコツや心がまえを解説します。
本記事を最後まで読めば、親と穏やかに向き合いながら、実家を片づけられるヒントを得られますよ。
イライラせずに実家を片づけ、家族全員が安心できる生活空間を手に入れましょう!

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目次
実家に物が多いイライラの正体は親を思う証拠
実家に物が多くてイライラするのは、実は親を思う気持ちの表れです。
親が安心・安全に暮らせるように、無意識のうちに心配しているんですね。
たとえば以下のように親を気遣うからこそ、物の多さに敏感になっています。
上記のように、イライラの裏には「今の暮らしをもっと快適にしてあげたい」という優しさが隠れています。
物の多さを見過ごせないのは、親を大切に思っている証拠なんです。
まさに、親を心配しているから片づけようって提案しているんですけど、うちの親は掃除するとすぐ怒るので困りもんです…。
次の章で、実家に物が多い理由と、親が物を手放せない本音を解説しますね。
実家に物が多いのはなぜ?掃除すると怒る親の心理4選
実家に物が多い理由は、以下の4つです。
いずれも、親世代の多くにあてはまる「あるある」の理由ですよね。
1つずつ解説しますね!
1.もったいない精神がある
実家に物が多いのは、親世代に「もったいない精神」が根強くあるからです。
高度経済成長期に生まれ育った彼らにとって、モノは生活の質を上げる憧れであり、同時に、無駄にせず大切にする対象でした。
手に入れた物を大事にする習慣が今も続いているため、親世代は以下のような行動をとりがちです。
実家を断捨離する際には、上記の価値観を責めず、丁寧に寄り添いましょう。
もったいなくて捨てられない心理は【捨てる≠悪】もったいないから捨てられないを脱出する断捨離方法5選|捨てられない心理を解説もぜひ読んでみてください。
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【捨てる≠悪】もったいないから捨てられないを脱出する断捨離方法5選|捨てられない心理を解説
「もったいなくてモノを捨てられない…」「本当はモノを減らしたいのに、家にモノが増えてしまうのはなんで?」「どうすればモノを減らせるの?」 使ってはいないけどもったいなくて、モノを取っておくことってあり ...
価値観の違いを尊重し、無理やり捨てさせようとしない姿勢が、実家の片付けを進めるカギになりますよ!
2.捨てる行為へ罪悪感がある
親世代は捨てる行為に強い罪悪感を抱きやすく、実家に物がたまりがちです。
「粗末にできない」という意識が大きいんですね。
また「手放すとバチが当たりそう」といった、スピリチュアルな価値観が影響している場合もあります。
親世代にはたとえば、以下の物を捨てられない人が多いです。
上記のような背景があるため「使わないなら捨てよう」と伝えても反発を招いてしまうんです。
捨てられない原因については【しんどい】まだ使えるものを捨てられない原因3選|罪悪感や悲しい気持ちへの対処法も紹介でも解説しています。
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【しんどい】まだ使えるものを捨てられない原因3選|罪悪感や悲しい気持ちへの対処法も紹介
「まだ使えるのに捨てるなんて、もったいない…」「思い入れのあるモノを捨てたら後悔しそう…」「物を捨てると、なんだか罪悪感で胸が苦しくなる…」 使わないけれど、まだ使えるモノを捨てるのがしんどい… と悩 ...
親が抱く罪悪感や価値観などに寄り添いながら、断捨離を進めましょう!
3.思い出が詰まっている
親世代にとって、思い出が詰まっている物は特に手放しにくく、実家に物がたまる理由の1つです。
物そのものに家族の歴史が深く結びついていて、処分すると思い出を失うように感じるんですね。
たとえば、あなたの実家にも以下の品があるでしょう。
上記のような物を無理に処分しようとすると、親にとっては悲しい体験になり、断捨離がトラウマになってしまいます。
思い出の品は親の心の拠り所になっている場合が多いため、実家の断捨離ではいちばん最後に片づけるのがちょうどいいですよ。
思い出の物を手放すコツは【後悔しない】思い出の物が捨てられないの対処法5選|捨てられない心理やどこまで残すかを解説もぜひ参考にしてみてください。
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【後悔しない】思い出の物が捨てられないの対処法5選|捨てられない心理やどこまで残すかを解説
「思い出の物を捨てたいけど、なかなか捨てられない」「思い出の物を捨てても後悔しない?」「思い出の物はどこまで残すべきなのか分からない」 思い出の物を捨てようとしても、後から「やっぱり残していたらよかっ ...
信頼関係を築きながら、少しずつ向き合う方が、あとあとスムーズです!
4.体力や気力が衰えてきている
親が高齢になると、体力や気力の低下によって、片づけたくても思うように進められなくなります。
重い物を動かしたり、棚の上に手を伸ばしたりといった動作が負担になるからです。
慢性的な疲れや、持病などの病気が影響して、思うように動けない親も多いですよね。
実際、令和5年版高齢社会白書では、以下のように「年齢が高くなるほど健康状態は良くない」という結果が出ています。
やる気がないのではなく、身体的・精神的なハードルが高いんですね。
決して責めずに、できる範囲で一緒に断捨離を進めましょう!
実家に物が多い理由はわかったけど、だからといってイライラする気持ちはおさまりません…。どうしてなんでしょう?
イライラするのは、物が多いデメリットが大きいからです。次の章で詳しく解説しますね!
実家がいらないものだらけのデメリット3選
実家に物が多いと、以下にあげる3つのデメリットが生じます。
物が多いと、親に何かあったらと心配になったり、赤ちゃんを連れて帰省するのが不安になったりしますよね。
1つずつ解説するので、実家の親と話し合うきっかけになれば嬉しいです。
1.転倒のリスクが高まる
実家に物が多いと、生活の中で転倒リスクが高まります。
高齢になると足腰が弱くなり、ちょっとした段差や障害物にもつまずきやすくなるためです。
政府広報オンラインでは、転倒事故の怖さについて以下の説明があります。
高齢者にとって、転倒・転落は骨折や頭部外傷等の大けがにつながりやすく、それが原因で介護が必要な状態になることもあります。
(中略)
「令和4年国民生活基礎調査(厚生労働省)」によれば、高齢者の介護が必要となった主な原因は、認知症、脳血管疾患(脳卒中)に続き、「骨折・転倒」が13.9%を占め、高齢による衰弱より多くなっています。
引用:政府広報オンライン「たった一度の転倒で寝たきりになることも。転倒事故の起こりやすい箇所は?」
物の多さが、思わぬ事故や寝たきりにつながる場合もあるんです。
転倒を防ぐためにも、まずは床や通路をスッキリさせて、安全な動線を確保しましょう!
2.災害時の避難が難しくなる
実家に物が多いと、災害時にスムーズに避難できず危険です。
物であふれた通路や部屋では、足元が危うく、出口までたどり着けない恐れがありますよ。
東京都防災ホームページで閲覧できる防災ブック「東京くらし防災」には、以下のように記されています。
大地震では、固定されていない家具や小物など全てが動きます。
(中略)
物を持たないシンプルな暮らしは防災への近道です。
引用:「東京くらし防災」、東京都防災ホームページ
物を減らすことは、防災対策としても大切なんですね。
いざという時に備えて、実家の親が安心して避難できる環境づくりを意識しましょう!
3.掃除が行き届かず、健康に悪影響
物が多い実家は、健康面でもリスクがあります。
物が多いせいで掃除が行き届かず、ホコリやカビがたまりやすくなるからです。
物が多い実家ではたとえば、以下のように健康への影響が心配になります。
上記のように、家の中に物が多いと見えない場所で健康リスクが広がっている可能性があるんです。
実家を断捨離して物を減らせば、高齢の親にも赤ちゃんにも優しい、清潔な環境が作れます!
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実家に物が多いイライラを防ぐ断捨離のコツ3選
実家に物が多くてイライラするのを防ぐ断捨離のコツは、以下の3つです。
ちょっとした工夫で、言い合いを防げます。
順番に見ていきましょう!
1.「どれを残したいか」を重視する
実家の断捨離では「どれを捨てるか」より「どれを残したいか」に目を向けるのが大切です。
思い入れのある物が多い場合は特に、捨てる前提で片付けを進めると反発を招きやすいですよ。
例えば以下のように、残したい物を聞き出す工夫をしてみましょう。
上記のように、気持ちに寄り添う聞き方をするだけで、親自身が物と向き合いやすくなります。
慣れてきたら、meg流の捨てる基準も参考にしてみてくださいね。
「一緒に選ぶ」スタンスを意識すると、イライラや悲しい思いをせずに済みます。
気持ちのぶつかり合いを防げて、親との断捨離が前向きな時間になりますよ!
2.小さなスペースから始めて、成功体験を共有する
実家の断捨離は、小さなスペースから取りかかるのが成功への近道です。
いきなり大量の物を手放すと、親は悲しい気持ちになり、断捨離がトラウマになる恐れがあります。
実家の断捨離は、以下のような小さなスペースから始めるのがおすすめです。
上記のような小さな片付けでも「スッキリしたね」と一緒に喜びましょう。
親にとっては「やってよかった」という成功体験になりますよ。
断捨離をどこから始めるか迷ったら【初心者必見】断捨離をどこから始めるか迷う人向けの5ステップ|やってはいけない進め方も解説を参考にしてみてください。
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3.寄付やリサイクル先を一緒に探す
親が捨てたがらずイライラする時は、寄付やリサイクル先を一緒に探すのも一手です。
誰かに使ってもらえる、何かの役に立つと思うと、手放せる人は多いですよ。
たとえば以下のように、捨てる以外の選択肢を提案してみましょう。
メルカリで売るコツは、インスタグラムでまとめているのでのぞいてみてください。
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【実家に物が多い】イライラしがちな時に気を付けるポイント2つ
実家に物が多くてイライラしがちな時には、以下の2つのポイントに気をつけましょう。
いずれもすごく重要なので、1つずつお伝えしますね!
1.親に無断で処分しない
親と断捨離の価値観が合わずイライラしても、無断で処分してはいけません。
勝手に捨てると、親は悲しい思いをして信頼関係にひびが入ってしまいます。
場合によっては、断捨離がトラウマになって作業が中断しかねません。
たとえば以下の物は、親が長年大事にしてきた可能性が高いので要注意です。
親が長年大事にしてきた物 | 物への思い |
高かった服やバッグ | 結婚生活や子育ての思い出が詰まっている |
旅行のお土産や記念品 | 家族で過ごした時間の証 |
形見や仏壇周りの品 | 亡き家族を忍ぶ大切な物で、スピリチュアルな意味合いも |
上記のような物は、親にとって単なる物以上の価値があるんですね。
まずは親の気持ちに寄り添い、必ず許可を得てから整理しましょう!
2.NGワードを言わない
親と片付けを進める中でイライラしても、親を傷つけるNGワードは避けましょう。
傷つく言葉は、親の悲しい気持ちやトラウマを刺激し、断捨離が進まなくなります。
たとえば、以下の言葉はNGです。
上記のような言葉は、親の悲しい気持ちやイライラを増幅させてしまい、ケンカの元にもなりますよ。
親の気持ちに寄り添いながら断捨離を進めるためには、言葉遣いには特に気を付けましょう!
物が多い実家を片づけるメリット【イライラも解消】
物が多い実家を片づけると、親にもあなたにも心の変化が起きます。
家がスッキリして安全な環境が整った結果、イライラやストレスも減り、メンタルが安定するんですね。
具体的には、以下7つのメンタル変化を期待できますよ。
上記のようにメンタルが整うと、日々のイライラも減り、親とのコミュニケーションがよりスムーズになるんです。
実家の断捨離は、単なる片付け以上の効果をもたらし、親子の絆を深める時間になりますよ!
まとめ|物が多い実家を親と一緒に片づけて、家族全員が快適に過ごせる生活空間にしよう
本記事では、イライラせずに実家の断捨離を進めるためのコツや心がまえを解説してきました。
結婚や出産、親の病気など人生の節目に実家を片づけようと思い立ったものの、思うように進まず悩んでいる人は多いですよね。
私自身、実家のリビングを片付けた際、母の手放せない物の多さに何度もイライラし、口論を繰り返しました…。
でも根気強く片づけを進めるうちに、イライラするのは親を思う気持ちの裏返しなんだと気づいたんです。
親に安全で快適な暮らしを送ってもらいたいからこそ、口出ししたくなるんですね。
実家の断捨離では、無理に捨てさせようとせず、親の気持ちに寄り添いながら少しずつ片付けを進めるのがポイントです。
本記事で紹介したコツや声かけを活用すれば、片付けはぐっと進みやすくなりますよ。
まずは次の帰省のタイミングで、親と一緒に小さなスペースから断捨離を始めてみてください。
スッキリした実家は、親もあなたも、そして赤ちゃんも、家族全員が快適に過ごせる場所になります。
家族みんなの笑顔あふれる時間が、きっと増えるでしょう!
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