「食器が多いので断捨離したいけど、何を捨てていいかわからない...」
「捨てたい気持ちはあるけれど、もったいないと思ってしまって捨てられない…」
「後悔しない処分方法が、知りたい!」
引き出物でもらった食器や、一目惚れして買った食器など気づけば増えがちですよね。
断捨離してスッキリしたいけど、もったいないと感じてしまって処分できないと悩んでいる人も多いはず。
私も、まだ使えるものだしもったいないという気持ちから抜け出せなくて、食器を断捨離できずにいました。
でも、捨てる基準を明確にして断捨離し、一軍のみの食器にした結果、とても暮らしやすくなりました!
本記事では、もったいないと感じる原因を解説し、おすすめの断捨離基準と後悔しない捨て方のコツをご紹介します。
本記事の内容
- 食器の断捨離がもったいないのは「お金を捨てること」だから
- 食器の断捨離がもったいないを克服する「捨てる基準」7選
- 食器の断捨離後に「もったいない」と後悔しない5つの考え方
- もったいないけどいらない食器を断捨離する効果4選
最後まで読めば、もったいないと捨てられない気持ちを克服して食器の断捨離ができるようになりますよ。
ぜひ、一軍に囲まれた心地の良い暮らしを実現しましょう。

目次
食器の断捨離がもったいないのは「お金を捨てること」だから
食器を捨てるのがもったいないと思ってしまうのは、お金を捨ててしまっていると感じてしまうからなんです。
例えば、高かった食器や、まだ使える状態の食器を見ると「捨てるなんてもったいない」と思いがちですよね。
でも、食器が使われずに棚に眠ったままになっている方が、本当にもったいない状態です。
物の価値は、使われることで発揮されるもの。
使わないものを手放すと、必要なものだけに囲まれた心地よい暮らしが手に入ります。
次の章では、具体的な「捨てる基準7つ」をご紹介します。
迷いを減らして断捨離を進めましょう!
食器の断捨離がもったいないを克服する「捨てる基準」7選
食器を捨てるための基準は以下7つです。
ミニマリストが食器を捨てる基準
- 使用頻度が低くなっているか
- 数が過剰になっているか
- 傷や欠けがあるか
- 好きではなくなっているか
- 来客用の食器と限定して使っていないか
- 他の食器で代用できるか
- 引っ越し先に持っていきたいか
1つずつ詳しく紹介していくので、断捨離基準の参考にしてください。
1. 使用頻度が低くなっているか
使用頻度が低い食器は、思いきって断捨離しましょう。
毎日食事をするのに、1か月以内に使用していないような食器は今後も使う可能性は低いです。
食器を使っていない場合、以下の理由が考えられます。
使わない理由
- 洗いにくい
- 他の食器と揃っていない
- 高価で使うのがもったいない
- 家族構成にあっていない
何かしらの使わない理由がある食器は、手放しましょう。
いつか使うかもは、手放していいサインです。
2. 数が過剰になっているか
同じ種類やサイズの食器が多い場合は、断捨離しましょう。
食器のおすすめの数は、家族人数+予備(1〜2枚)です。
家族の人数分を大きく上回るものは、数が過剰と判断できます。
例えば、以下のような食器の数を確認してみてください。
数を確認したい食器の例
- コップやマグカップ
- 平皿
- スープボウルやお椀
デザインに惹かれて購入した物や頂き物などで、だんだんと増えてしまっている場合が多いです。
適量を超えているものは減らして、管理できる数にしましょう!
3. 傷や欠けがあるか
割れ、欠け、ヒビ、汚れなどが目立つものは、安全面や衛生面で良くないため断捨離しましょう。
例えば、ヒビが入った食器を使い続けると、以下のような困ったことが起きてしまいます。
ヒビが入った食器を使い続けた場合
- 突然割れてしまう
- 欠けた部分が当たってケガをする
- ヒビから汚れが入って雑菌が繁殖する
保管しているうちに、状態が悪くなっている場合もあります。
でも、思い入れがある食器は欠けていても捨てられないんですよね…
思い入れのある食器は捨てにくい、というお悩みには、以下の方法がおすすめです。
おすすめの方法
- 写真を撮っておく
- 小物入れや花瓶など食器以外の用途で使用する
傷や欠けがあり状態が悪いものは、手放してスッキリしましょう!
4. 好きではなくなっているか
「デザインが好みじゃない」「気分が上がらない」と感じる、好きではない食器は処分しましょう。
好きではない食器を使っていると、食事の楽しみが半減してしまいます。
好きな食器に変えると、以下のようなメリットがありますよ。
好きな食器を使うメリット
- 料理が引き立ち食卓が華やかになる
- 料理へのモチベーションが向上する
- 食べる楽しみと満足度が増す
食器は、料理を引き立てる重要な要素です。
嫌いな食器は処分して、お気に入りの食器に囲まれた食卓にしましょう。
5.来客用の食器と限定して使っていないか
来客用として使用を限定している食器は、手放しましょう。
食器棚で保管しているスペースがもったいないからです。
他にも、以下のような使用が限定される食器があるかを見てみてください。
使用が限定される食器の例
- 大人数が集まる時しか使用しない大皿
- クリスマスなどの季節限定でしか使わない色合いのお皿
出番が少ないものは処分してみると、意外に代用できると気づきますよ。
来客用は処分して、普段から使用しているお気に入りの食器でおもてなししましょう。
6.他の食器で代用できるか
他の食器で代用できる食器は、思い切って断捨離しましょう。
同じ用途の食器が複数あると、スペースを圧迫してしまうからです。
たとえば、次のような食器は一つで何役もこなしてくれるので、便利です。
一つで何役もこなしてくれる食器の例
- 深めのサラダボウルやスープボウル
- 大きめのマグカップ
深めのボウルはパスタや丼ものも食べられますし、大きめのカップは飲み物からスープまで使えます。
万能な食器を使い、数を増やさないようにしましょう!
7.引っ越し先に持っていきたいか
食器を処分するかの判断に迷った時は、引っ越し先まで持っていきたいかと考えてみてください。
新しい住まいでも使いたいと思えない食器は、今の生活にも不要な可能性が高いです。
他にも、次のように長期的な視点で、食器の必要性を考えてみてください。
必要性を確認したい食器の例
- 生活スタイルの変化に対応しているか
- 子供の成長に合っているか
- 家のインテリアにあっているか
引っ越しする気持ちで考えると、不要な食器が見えてきますよ。
今の生活にあった食器を、残していきましょう。
捨てる基準が明確になり、不要な食器がわかってきましたが、もったいない気持ちで捨てられません。
次の章からは、後悔しない断捨離のコツをお伝えしますね。
食器の断捨離後に「もったいない」と後悔しない5つの考え方
食器の断捨離後に、もったいないと後悔しない考え方を以下5つ紹介します。
後悔しない考え方
- 捨てる理由を明確にする
- 一時保管してみる
- 譲れる相手を探す
- 具体的なルールを作る
- 「未来の自分」を想像する
一つずつ解説していきますね。
1. 捨てる理由を明確にする
食器を捨てた後に後悔しないためには、捨てる理由を明確にしておきましょう。
明確な目的を持って捨てると、後悔を減らせますよ。
次のような捨てる理由が当てはまるかを、考えてみてください。
捨てる理由の例
- 使っていないから
- 収納スペースが足りないから
- 気に入らない食器だから
捨てて良かったと振り返れる理由があると、自信を持てるようになりますよ。
「なんで捨てるのか」をしっかり言葉にしてみましょう!
2.一時保管してみる
なかなか捨てられないようなものは、ひとまず一時保管してみましょう。
一時保管は、以下のようなやり方で進めてみてください。
一時保管のやり方
- 保留ボックスをつくる
- なかなか捨てられない食器を入れる
- 1〜3ヶ月後、保留ボックス内の食器を使うか確認
- 使用しなかった食器は処分する
一時保管期間を設けることで、本当に必要か見極められます。
手放した後の生活を試せるので、不便と感じなければ「やはり不要だった」と納得して手放せるんです。
一時保管後に納得して処分すれば、後悔のない断捨離になりますよ。
3.譲れる相手を探す
捨てるのではなく譲れる相手を探すと、もったいない気持ちが和らぎます。
譲れる相手を探す方法として、以下の方法がありますよ。
譲れる相手を探す方法
- 知人に譲る
- リサイクルショップへ持ち込む
- フリマサイトに出品する
- バザーなどに寄付をする
知人やリサイクルショップに譲ると、役立ててもらえたという満足感を得られるのでおすすめです。
フリマサイトを使ったことがない人は、メルカリ出品のコツを【脱貧乏人】メルカリで売るより捨てるのはもったいない!取引200件のミニマリストが売るコツを紹介の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
不用品がお金になると、片付けが楽しくなる経験もできますよ!
4.具体的なルールを作る
捨てる基準を明確にして、ルールを作り断捨離すると後悔しにくい選択ができます。
たとえば、以下のようなルール作りをしておくのがおすすめです。
おすすめのルール
- 年に1度食器棚を整理する
- 1年以上使っていないものは捨てる
- 家族人数+2枚以上は持たない
- 欠けたものは潔く処分する
- 一目惚れしてもすぐには購入しない
- 頂き物でも気に入らなければ譲り先を探す
ルールを設けておくと、判断がしやすくスムーズに手放せます。
家族にもルールを共有しておくと、知らないうちに食器が増えてしまうのも防げますよ。
後悔しないルール作りをしてみましょう。
5.「未来の自分」を想像する
食器を減らした後のスッキリしたキッチンや、少ない食器で快適に過ごす未来をイメージして、断捨離をすすめましょう。
前向きな気持ちで断捨離を進めると作業が捗り、後悔も少ないです。
具体的には以下のような、未来の自分を想像してみてください。
未来の想像
- キッチンが片付き料理が楽しくなっている
- お気に入りが並んだ食器棚で気分が上がる
- 食器の取り出しが容易になり、生活しやすくなる
手放すことが新しい生活を作る一歩だと考えると、前向きに断捨離できるようになります。
でも、食器が少ないと貧しい感じがして、いい未来がイメージできないんですが…?
食器の断捨離には多くのメリットがあるので、次の章でお伝えしますね!
【最低限でいい】もったいないけどいらない食器を断捨離する効果4選
いならい食器を断捨離すると、以下4つのメリットが得られます。
断捨離で得られるメリット
- 使いやすさが向上する
- 選ぶ楽しさが増す
- 整理整頓・掃除が楽になる
- 無駄な買い物を防止できる
1つずつ詳しく紹介しますね。
1.使いやすさが向上する
もったいないけどいらない食器を断捨離すると、キッチンの使いやすさが向上します。
具体的には、以下のように使いやすくなりますよ。
使いさすさの向上
- 食器棚から食器を取り出しやすくなる
- 食器を選ぶときに迷わなくなる
食器を取り出したり選んだりする時間を短縮できるため、料理の提供時間も短くなりますよ。
スッキリ使いやすいキッチンは、料理も楽しくなります!
2.選ぶ楽しさが増す
食器を断捨離して減らすと、選ぶ楽しさが増します。
少数精鋭の中からさらにお気に入りの食器を選ぶので、毎日の食事の時間が特別になるんです。
たとえば、食器の断捨離のあとには以下のような楽しみができます。
断捨離後の楽しみ
- 毎日のコーヒーを必ずお気に入りのカップで飲める
- 食器に合わせた美味しそうな盛り付けを楽しめる
- 空いたスペースに新調した食器を置ける
食器棚の中がどれもお気に入りの食器なので、食器を選ぶ時間が楽しくなりますよ。
お気に入りに囲まれて、特別な食事時間にしましょう!
3.整理整頓・掃除が楽になる
食器を減らすと、整理整頓や掃除が楽になります。
具体的には、下記のようなメリットを感じられますよ。
メリット
- 必要な食器がすぐに見つかる
- 食器を取り出しやすい
- 食器を全部出して食器棚を掃除するのが簡単になる
スッキリとした食器棚は見た目も綺麗です。
いつでも清潔で整った食器棚は気持ちがいいですよ!
4.無駄な買い物を防止できる
食器の断捨離には、無駄な買い物を防止する効果があります。
「せっかく断捨離したのだから」という気持ちは、以下のような行動につながるんです。
行動の例
- 食器の購入を控えるようになる
- 食器の数を把握できているので過剰に購入しなくなる
- 増やしたくない気持ちにより衝動買いをしなくなる
断捨離によって適量を意識できるようになると、むやみに新しい食器を買わなくなります。
スッキリとした食器棚を維持して、無駄な支出を減らしましょう!
まとめ|食器の断捨離はもったいないは克服して一軍の食器で運気を上げよう
本記事では、もったいなくて捨てられない食器の断捨離についてお伝えしてきました。
食器を捨てるってお金を捨てているようで、もったいなく感じてしまいますよね。
後悔をゼロにするのは難しいですが、納得して手放すと大きな後悔を防げます。
私も過去は、食器棚からあふれるくらいお皿があったので、お気持ちはよくわかります。
でも、本記事で紹介したように、もったいないと感じる原因を理解し、後悔しない処分方法で断捨離していったんです。
すると、食器棚がスッキリしただけでなく貯金も増えて、心と生活が豊かになっていきました。
食器を手放すかどうか迷う気持ちは自然なものなので、ゆっくり自分に合った方法で進めていきましょう。
お気に入りに囲まれた生活を目指せば、きっと満足感を得られますよ!
あなたも本記事の内容を参考に、食器の断捨離をしてみてください。